こんにちは!
今回は補綴物のうち、被せ物の素材についてお話させていただきます。
補綴物には、保険治療の銀と自費治療のジルコニア、オールセラミック、ハイブリッドの4種類があります。
保険治療と自費治療の違いはまず見た目です。保険治療では銀を使うため、みなさんがよく知っている銀歯になります。
自費治療では見た目に優れた白い素材を用いることができます。
適合性では、銀歯は錆びてしまう、また歯垢がつきやすい素材のため、銀歯の下に虫歯が再発する確率が高くなります。また、長年金属を使用した被せ物を入れていると少しずつ金属のイオンが溶け出てくるため、被せ物の境目近くの歯茎が黒っぽく変色してしまいます。
安全性の違いでは、金属を使用した詰め物、被せ物を入れると金属アレルギーを引き起こす可能性もあります。自費治療で使用している素材は、生体親和性が高く金属を使用してないため、金属アレルギーを引き起こす事がありません。
耐久性の違いでは、人間こ噛む力は全力で約70Kgあると言われています。金属は叩くと伸びるため、長年使用していると噛み合わせが悪くなります。
金属素材のメリット
・銀だと保険でできる
セラミック素材のメリット
・審美性に優れている
・経年変化が少ない
・金属アレルギーの心配がない
・虫歯が再発しづらい
自費の中でも素材が3種類あり、1つ目がジルコニアセラミックです。
こちらは5層レイヤーのジルコニア純セラミックグラデーションブロックから削り出され、歯頸部が濃く歯冠部が明るくなるという、自然の歯の色調に近く透明感のある、とても自然で明るく美しい歯にすることができます。さらに、特徴的な模様をつける必要がある場合、ステイニング(着色処理)が可能です。強度は金属と同様の強度があります。
2つ目のオールセラミックでは、単層レイヤーのジルコニア純セラミックブロックから作られます。5層レイヤーとは異なり1色の色調となります。
3つ目はハイブリッド素材です。こちらは、プラスチックとセラミックを混ぜた物からできており、安価に白い被せ物を作ることができます。
いかがでしたでしょうか?被せ物の種類について、それぞれメリットデメリットがあります。
詳しくお聞きになられたいという方、被せ物でお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午後 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午前:9:00~13:00
午後:14:00~18:00
※祝日がある週の木曜は診療しております。
休診日:木曜・日曜・祝日