◦歯の健康の重要性
子どもの歯の健康は、美しい笑顔を保つだけでなく、正しい噛み合わせや発音、さらには全身の健康にも関わっています。虫歯は放置すると痛みや感染症の原因となり、また永久歯にも悪影響を及ぼす可能性があります。
◦虫歯とその原因
虫歯は、歯の表面に付着した食べかすや糖分を栄養源として繁殖する細菌によって引き起こされます。これらの細菌は酸を生成し、歯のエナメル質を徐々に溶かしていきます。そのため、糖分の多いおやつは虫歯のリスクを高めます。
◦虫歯になりにくいおやつの選択
糖分の少ないおやつ:フルーツやナッツなど、自然な甘みのあるおやつは、加工された糖分を含むおやつよりも虫歯のリスクを低減します。
チーズやヨーグルト:これらの乳製品は、口の中のpHバランスを整え、虫歯を予防するのに役立ちます。
野菜スティック:キャロットやセロリなどの野菜は、歯を自然にきれいにする効果があります。
歯に良い栄養素
カルシウム:骨や歯を強くするために必要なミネラルです。乳製品、緑黄色野菜、小魚に豊富に含まれています。
ビタミンD:カルシウムの吸収を助ける重要な役割を果たします。日光に当たることで体内で生成されますが、魚類にも含まれています。
リン:カルシウムと共に歯を形成するために必要なミネラルで、肉類、魚類、乳製品に含まれています。
◦健康的なおやつの習慣を作る
おやつの時間を決める:一日におやつを食べる時間を決めておくことで、無計画な間食を防ぎます。
水分補給を促す:おやつと一緒に水やお茶を飲む習慣をつけることで、口の中をきれいにし、虫歯のリスクを減らします。
正しい歯磨きの習慣:おやつ後は、正しい方法で歯磨きをすることが重要です。自分で磨けるようになるまで、親御様でサポートしていただくことが大切です。
◦まとめ
お子様のおやつ選びは、ただ喜ぶものを選ぶだけでなく、歯の健康にも配慮する必要があります。虫歯になりにくいおやつを選び、歯に良い栄養素を意識して取り入れることで、お子様の健康な歯を守ることができます。
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