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2024.3.9 唾液の量で口腔内が変わる!?唾液の働きと関係性

歯科治療において金属材料は広く用いられていますが、これらの材料が患者に及ぼす短期的および長期的な影響には注意が必要です。金属材料の使用が特に問題となるのは、金属アレルギーを持つ患者においてです。本記事では、金属材料の種類、それによる潜在的な影響、そして対策について専門的な視点から解説します。

 

金属材料の種類と特性

歯科治療で一般的に使用される金属には、アマルガム(銀パラ)、金、ニッケル、クロム、チタンなどがあります。これらの材料は優れた機械的強度と耐腐食性を提供しますが、患者によっては金属アレルギーや他の生体反応を引き起こす可能性があります。

 

短期的な影響

金属アレルギーのある患者に金属材料を使用した場合、治療後すぐに以下のような症状が現れることがあります:

  • 皮膚の発赤やかゆみ:金属が歯茎や口内の粘膜に直接接触することで、アレルギー反応が生じることがあります。
  • 接触性皮膚炎:金属との長期的な接触により、接触部位に炎症が発生することがあります。
  • 腫れや痛み:特に口内で金属が使用された部位に局所的な反応が見られることがあります。

これらの短期的な影響は、適切な材料の選択と事前のアレルギーテストによって予防することが可能です。

 

長期的な影響

金属材料の長期的な使用は、以下のような影響を及ぼすことがあります:

  • 金属イオンの溶出:一部の金属材料は、時間の経過とともに微量の金属イオンを溶出させることがあります。これが全身的なアレルギー反応や他の健康問題を引き起こすことがあります。
  • 腐食による構造的弱化:特定の環境下で金属が腐食することにより、詰め物や被せ物が弱くなり、再治療の必要性が生じることがあります。
  • 審美的問題:金属材料は時とともに変色することがあり、見た目の問題につながることもあります。

 

まとめ

金属アレルギーを持つ患者には、金属フリーの代替材料を使用することが推奨されます。セラミックやポリマーなどの非金属材料は、審美性が高く、アレルギー反応のリスクが低いです。ただし、噛み合わせや歯並び、食いしばりの有無、歯の状態等、口腔内の環境は患者様ごとに様々です。

そのため、歯科医師に相談いただき、ご希望等にも沿った上で、患者様に合わせた治療方法を提案させていただきますので、よろしくお願いします。

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