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歯科豆知識

2026.7.10【枚方市長尾】糖尿病が気になる方へ|歯周病治療が改善への第一歩になる理由を歯医者が解説

木のブロックに歯周病の文字
あゆみ歯科クリニック医師
笑顔で家族と食事をする高齢者女性
高齢者と若者が手をつないでいる

 

枚方市長尾のピノデンタルオフィス枚方長尾の院長、日野です。本日は、「枚方市長尾で始める歯周病予防|認知症予防のために今日から見直したいお口の習慣」について詳しくご説明いたします。

歯周病は、歯ぐきの腫れや出血から始まり、進行すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。初期にはほとんど痛みがないため、自覚症状がないまま進行してしまうことも珍しくありません。そのため、「歯ぐきから少し血が出るだけだから大丈夫」と放置してしまう方も多くいらっしゃいます。

しかし近年では、歯周病はお口だけの問題ではなく、全身の健康とも深く関わる病気として注目されています。糖尿病や心血管疾患、誤嚥性肺炎との関連が研究されているほか、認知症との関係についても多くの研究が進められています。

現時点では、歯周病が認知症を直接引き起こすと証明されているわけではありません。一方で、歯周病による慢性的な炎症や歯を失うことで噛む機能が低下することが、認知機能に影響を及ぼす可能性が示唆されています。つまり、お口の健康を守ることは、歯を残すだけでなく、健康的な生活を続けるためにも重要だと考えられています。

今回は、歯周病と認知症の関係、そして毎日の生活で実践できる予防方法について、わかりやすくご紹介します。

歯周病と認知症の関係が注目されている理由

認知症は加齢だけが原因ではなく、生活習慣や持病、栄養状態など、さまざまな要因が関係すると考えられています。そのため、近年はお口の健康も認知症との関連が研究されるようになりました。

歯周病では、歯ぐきに慢性的な炎症が起こります。この炎症が長く続くことで、炎症性物質が血液を通じて全身へ影響する可能性があると報告されています。また、歯周病菌やその成分についても多くの研究が進められており、お口の状態と全身の健康は切り離して考えられないことがわかってきました。

さらに、歯を失うことで噛む回数が減ることにも注目されています。噛むという動作は、食べ物を細かくするだけでなく、脳へ刺激を送り、唾液の分泌を促す重要な役割があります。しっかり噛める状態を維持することは、毎日の食事を楽しむだけでなく、生活の質を維持するためにも大切です。

歯周病を治療すれば認知症を予防できるという科学的根拠はまだ確立されていませんが、お口を健康に保つことは全身の健康づくりにつながるため、歯周病予防に取り組む意義は十分にあるといえるでしょう。

毎日の「噛む力」が健康寿命を支えます

健康寿命とは、介護を必要とせず、自立した生活を送れる期間を指します。この健康寿命を延ばすためには、運動や栄養だけではなく、お口の健康も重要です。

歯周病が進行して歯を失うと、硬い食べ物が食べにくくなり、自然と柔らかいものばかりを選ぶようになることがあります。その結果、噛む回数が減るだけでなく、栄養バランスが偏る可能性もあります。

また、食事は栄養を摂るだけではなく、人との交流を楽しむ大切な時間でもあります。しっかり噛めることで食事をおいしく感じ、会話を楽しみ、外出する意欲にもつながります。

「歯があること」は当たり前のように思えるかもしれませんが、その当たり前を守ることが将来の生活を大きく左右します。年齢を重ねてもご自身の歯で食事ができるよう、若いうちから歯周病予防に取り組むことが大切です。

歯周病予防は毎日の生活習慣から始まります

歯周病は、毎日の積み重ねによって予防できる病気です。基本となるのは、毎日の丁寧な歯磨きですが、歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを十分に落とすことはできません。そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを取り入れることで、より効果的なセルフケアが期待できます。

さらに、バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動などの生活習慣を整えることも、お口の健康維持には欠かせません。喫煙は歯周病の進行を早めることが知られているため、禁煙も重要な予防方法の一つです。

また、毎日しっかり歯を磨いていても、ご自身では取り切れない歯石やバイオフィルムが少しずつ蓄積していきます。そのため、定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けることが大切です。

歯周病は早い段階で発見できれば、進行を抑えられる可能性が高くなります。「痛くなってから歯医者へ行く」のではなく、「健康を維持するために通う」という考え方が、お口を守る第一歩です。

まとめ|歯周病予防は未来の自分への健康投資です

歯周病と認知症との関係については現在も研究が続けられており、さまざまな知見が蓄積されています。歯周病が認知症を直接引き起こすとは断定できませんが、お口の健康を維持することが健康寿命や生活の質の向上につながることは、多くの研究で示されています。

毎日のセルフケアに加えて、歯科医院での定期検診を習慣にすることで、歯周病の早期発見・早期治療につながります。将来もご自身の歯で食事を楽しみ、健康的な生活を送るためには、「予防」の視点を持つことが何より大切です。

当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態や生活スタイルに合わせた予防歯科を大切にしています。歯周病検査や専門的なクリーニングだけでなく、ご自宅で実践しやすいセルフケアの方法まで丁寧にお伝えし、長く健康なお口を維持できるようサポートしています。また、できるだけ「削らない・抜かない」治療を目指し、患者さまとのコミュニケーションを大切にしながら、一人ひとりに適した治療計画をご提案しています。

歯の健康は、定期的なケアを通じて維持することが可能です。早期発見・早期治療を心がけ、健康な歯を保ちましょう。

 

以上、枚方市長尾のピノデンタルオフィス枚方長尾の院長、日野でした。

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